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猫好きの気ままな主婦のひとり言


by roomview
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島根に帰省 Part 2

松江城は焼けることなく残っている貴重なお城だけれども、

なにせ小さいからあんまり有名ではない。

ただ、松江の中心にあり、常に自転車で移動していた学生時代の私には、

自分の位置がわかる目印となっていて、道に迷うことはほとんどなかった。

けれどもあれから随分時がたち、背の高いビルが建てられ、

近くまで行かないとその姿を見ることができなくなっていたのが少し悲しかった。

主人は「姫路城ととかと随分違うな~。階が上に行くほど手抜きしてある。

築城途中で、どーでもよくなったんじゃないの?」とか言ってる始末。

比べる対象が違うでしょと突っ込みを入れつつ、天守閣の一番上に。

山陰地方特有の冬の鉛色の空の下、松江市内、宍道湖がとても寒そうに見えました。



あまりの寒さに他の所に寄る気力もなく、またおこた舟に乗って、

来た時と反対側のお堀をめぐって、またもとの船着場へ。

そして、タクシーで15分ほどの距離の、玉造温泉に直行しました。

その夜は私の両親、弟2人(未だ独身!?)、そして私達一家4人、計8人で

旅館に一泊しました。

お風呂もよかったし、足つぼマッサージも程よく痛くて、私には丁度よいし(おまけに安い!)、

夕食のおいしかったこと。

やっぱり生まれ育った地元の味は格別です。特にあわびのステーキおいしかったです。

昨今、パワースポットとかやらで、出雲はとても注目されているらしいと地元の人が。

確かに、旅館のサービスも観光客を呼ぼうと格段によくなっていると感じました。

癒されたいなら「出雲に来なっしゃい」ですね。


大晦日の朝、昨日からの雪が積もって、子ども達はハイテンション。

島根に帰省 Part 2_c0223259_20251590.jpg


旅館の庭園は雪景色。


実家に帰ってからは、男たちは酒盛りを始めて、子ども達はゲーム三昧。

私も母と、どーでもいい話をあーだこーだとしながら台所でおせちの準備。

と言っても、ほとんどを母が作り終えていたので、私はお皿を用意したり、盛り付けたり。

そして父はみんなのためにおそばを打ち始めました。

うちは2年前、父が医者に薦められ引退するまで、お蕎麦屋を営んでいたのです。

そう、私は蕎麦屋の娘なのです。

冬に帰省できなかった理由はこれで、子供が小さいうちは足手まといになるから、

忙しい年末は帰省を遠慮してました。

弟たちは、毎年手伝っていたのですが、かわいい孫のために、

忙しいお店の仕事をしながら気を使い続ける母に申し訳ないと思って、

比較的忙しくない、夏に帰省していたのです。

お店を人に譲ってしまった後も、こうして父の打ったおそばを食べられるなんてうれしい限りです。

近所の人からもリクエストがあれば、時々打っておこづかいを稼いでるらしいと、

同居してる弟が言ってました。ありがたいことです。


この日も雪が降り続き、元旦の朝はさらに雪が積もってました。

島根に帰省 Part 2_c0223259_20475623.jpg


二日酔いの男たちがなかなか起きてこないので、しょうがないなと、うん10年ぶりに雪かき。

腰痛ーっ、いけど自分のかいた芸術的な?小路に満足。

子ども達は雪遊びを堪能し、私も主人と氏神様に初詣。

父の大好きなマラソン、箱根駅伝などを見ながら、家族でゆっくりと正月を過ごすことができました。


明日は仕事始め。日常生活に戻るのがなんだか悲しい。。。

ステッチを息抜きに、またこの一年がんばりたいと思います。

今年もよろしくお願い申し上げます。
by roomview | 2011-01-04 21:20 | 映画/ドラマ